サイモン・ワーン

オーストラリアビクトリア州バララット出身。オーストラリアの民放や国営の放送局、またフリーランスのシネマトグラファーとして38年の経験と、数々の受賞歴を持つ。時事報道、社会正義、環境、芸術、スポーツ報道の撮影が専門。アニマルプラネットの反捕鯨ドキュメンタリーに関する撮影をしたことから捕鯨論争に興味を持ち、江戸初期に発展した「和歌山県太地町の古式捕鯨文化」について博士課程で研究を始める。当初オーストラリアで始めたこの研究を、現在は、和歌山大学観光学部の特任教授として日本で取り組んでいる。これまで取材で世界各国を訪れているが、2012年に日本に正式に移住し、日本、特に和歌山の素晴らしさを満喫中。